一度は夢を諦めたけど、それも無駄じゃなかった話。

一度は夢を諦めたけど、それも無駄じゃなかった話。

僕はコックさんになりたかった。

けれど、コックさんとして働く事が出来なくて、夢を諦めた。

それで次の道として、絵を描き始めたんです。

この話は僕の自己紹介の記事で詳しく読む事が出来ます。

動物の絵を描き始めたら、人生が変わった僕の話。

 

それで、絵を描き始めて、コックの夢を諦めた事が無駄になったかと言うと、そんな事は無かったんです。

コックも絵も0から1を作るクリエイティブと言う点で共通したものがあって、絵を描く際、コックになるべく学んでいた事が色々と役に立っているんです。

 

1つ、色彩感覚。

料理って美味しそうじゃないと駄目ですよね。

美味しそうに見える色って、人間にとって好意的な色。

だから、僕は色を塗る時には、美味しそうかどうかを基準に考えています。

 

2つ、要領が良くなった。

料理って段取りが大切。

これをしたら、あれをして・・・と、次にするべき事を自然と考える事が出来るようになっていました。

コックに限らず、主婦の方も日々、家事の段取りを考えているので、要領が良い人が多いそうです。

それでスポンジとんとんの技法は、塗る部分と塗らない部分を分けて考えるので、コックの経験も無駄じゃなかったなぁと感じています。

 

3つ、物の配置を大切にするようになった。

料理って、ただ盛られている様に見えますよね。

でも学校では、ちゃんと美味しく見えるように、野菜は裏側じゃなくて表側を向けると言う事を学びました。

物をよく見せる配置の仕方・・・絵にも生かせる感覚。クリエイティブなら共通する考え方だったんだなぁと、コックを目指して学んだ事が生かせているんです。

 

 

絵と料理って、あんまり関係が無さそうだけど、

今こうして動物の絵を描いているのを思うと、そこまで無関係じゃなくて、寧ろ導かれるして選んだ道のような気がしているんです。

 

料理は、命を扱い、僕達の命を繋ぐ行為。そして人に目で楽しませ、匂いで楽しませ、口で楽しんでもらう行為。(でも昨今のエンタメ性を重視した食は命への冒涜のような気がして好きじゃないですけど・・・)

 

絵を、動物の絵を描く事は、そんな命を自分の手で表現する行為。こんなに動物について悩むのは、コックを目指して、命と直接触れ合う事があったからなんじゃないかと、すべてが繋がっている感覚があるんです。

 

あと、コックを目指して良かった点。

普通に自炊できる事。

 

夢を諦めても、目指した経験は生かす事ができる!

夢を諦めるのは悔しい事です。それでも明日はやってきて、毎日生きていかないといけなくて、辛い事もありますが、

経験はずっと生き続ける。夢を目指した事は、けして無駄にはならないんです。