動物と絵と僕【後編】

動物と絵と僕【後編】

絶対に動物を表現する事で生活してみせる!

この気持ちが完全に燃え上がるのは、2018年なんですが、

小さいながらも、そうゆう気持ちが再び燃えてきたのが、2015年からです。

関連記事:動物と絵と僕【前編】

関連記事:動物と絵と僕【中編】

けれど、決意を新たにしたのはいいけど、そんなに上手い事行かなかったんです。


スポンジとんとんをし始めた頃を思い出せ!

動物を表現して生活していくぞ!!と言う気持ちの小さな種火を、大きな火にするために、

僕は再び動物達を表現し始めた。

【おさかな100匹】

そして、お魚を100匹描いたんです。


お世話になった方にご相談

ビジネスの年にする!!

お魚100匹を、以前よりお世話になっていたデザイン会社を経営されていたKさんに持ち込み、

これで何か出来ないですか?とご相談、今年は絵を使ったビジネスの年にしよう!と目標を立てたのでした。

目指すは、世界最大級の水族館「海遊館」での、作品展示!!


人と人との縁を実感・・・そして落胆

海遊館での展示の実現に向けて、直接的な交渉は、Kさんにお任せする事になり、僕は何も出来ませんでした。

Kさんは、あれよあれよと繋がりを見つけて、海遊館へと直接交渉まで漕ぎ付けたんです。

それを見て、凄いなぁと思いつつも、何もしていなくて申し訳ないなぁなんて思っていました。


実現する海遊館での展示

そうしてたくさんの人との出会いがあり、海遊館での展示が実現する事になります。

水槽の隣で行う展示は、それは素敵な空間でした。


でも、自信を無くす

展示自体は好評だったのですが、

海遊館での展示は、僕に自分の人間力の低さを実感させ、僕は人間的な意味で自信を無くしてしまったんです。


たくさんの人が協力してくれました

海遊館での展示期間中は、展示だけではなく、ワークショップも行い、スタッフに、たくさんのボランティアの皆さんがご参加してくれました。(Kさんが声をかけてくれて集まりました。)

さらに展示会場で流すスポンジで動物を生み出している作業風景の撮影とBGMも作っていただき(これもKさんのお知り合いの方に、Kさんが頼んでくれました)

販売するグッズの幅を広げる為と、展示作品は原画ではなく、出力した物だった為、原画のデータ化に当たって日本写真印刷コミュニケーションズ株式会社さんにもご協力頂きました。(これもKさんです)

【スマホケースOneCover】

その際に、制作したスマホカバーは、今でも上記のサイトで、公開いただいています。

僕の絵以外は、全部Kさんのお陰でした。

だからこそ、自分の展示だったのに、何故か他人事の様な、居心地の悪さがありました。


申し訳ない?ありがとうございますでしょ。

それはちゃんとお礼を言えていなかったから。

皆、僕の絵を見て、それを気に入ってくれて手伝ってもいいと思ってくれていたのに、会期にちゃんとお礼を言えて無かった。

だからこそ、僕は居心地の悪さを感じ、申し訳ない気持ちになってしまったんです。

今だから思えるんですが、その申し訳ないと思った時が、ありがとうございますって言うタイミングだったんです。


結局、Kさん

そう思えるようになったのも、海遊館での展示後に、Kさんに言われて気づかされたからです。

僕はつくづく自分ばっかりだったと、本当に恥ずかしくなりました。

でも、Kさんのお陰で、皆さんにお礼を言う場を取り持って貰う事が出来、海遊館での展示でお世話になった方々へお礼を言う事が出来ました。

この一件で、僕は人と人との関係性についても、考える様になり、人間的に少し成長出来た…と思いたいんですけどね…


表現ではなく、人間力を養う機会になった

海遊館での展示は、動物達を表現すると言う事よりも、僕の人間に対する考えを改めさせ、僕の人間力を鍛える機会となりました。

だからと言って、聖人になれた!と言うわけではなく、自分に対してしてくれた行為に、ありがとうと言える様になったと言う…。

こうして記事に書いているだけで、大丈夫かなこの人と思われるような進歩なんですけどね。


動物、動物、動物!だんだん苦しくなくなる。

人間でありながら、動物達に思いを寄せすぎていて、自分が人間だった事を忘れていた僕は、

海遊館での展示をキッカケに人間としてどう動物達と向き合うかを考える様になります。

と言いながらも、今も基本的に動物寄りの気持ちであろうとしている僕がいるんですが、

それでも、人間としてどうしていくべきかを考える様になりました。

そうなると、不思議と表現も、スポンジとんとんをし始めた頃の、雰囲気を取り戻しながらも、表現力の上達により、自分の目指すべき物へと近づいていった気がしました。


改めて動物達を表現する事を考え始める

海遊館での出来事が、改めて動物達を表現する事を考えさせてもくれました。

それは、見る人にどうなって欲しいのかを考える事。

この時、僕の絵は僕と動物じゃなく、僕と動物とあなたに向けての物になったんです。