オグロシギ

「オグロシギってどんな鳥?」

オグロシギ(尾黒鴫)は、旅鳥として日本にやってくるシギ科の鳥さんで、身近な場所だと田んぼでも会えます。

田んぼだと水が張られた春頃の田んぼにやってくることが多く、休耕田に水などが張られていれば秋の渡りの時でも田んぼに来てくれます。

海辺近くでも会えますが、どちらかというと淡水域を好んでいる印象のあるシギです

オグロシギってどんな鳥?

オグロシギ、5月の時の画像

オグロシギってどんな鳥?
分類動物界/脊索動物門/脊椎動物亜門/鳥綱/チドリ目/シギ科/オグロシギ属
英名Black-tailed Godwit
学名Limosa limosa
意味泥だらけの鳥
別名
生息地日本全国(旅鳥)
■見られる月:4〜6月、8〜11月
世界分布繁殖地 ユーラシア大陸北部〜中部
越冬地 アフリカ、インド、オーストラリア
生態
  • 春よりも秋に多く見られる
  • 春は日本海側に多く、秋は太平洋側に多い傾向がある
  • アオアシシギの群れに混じっていることがある
  • 採食中は、背の羽を数枚逆立っていることが多い
  • べ物は、貝類、ミミズ類、昆虫類、ゴカイ類、甲殻類など

オグロシギの顔の画像

オグロシギの特徴
特徴
  • 頭、薄いピンクベージュ
  • 胸、縞模様(夏羽)模様なし(秋の渡り時)
  • 尾、黒い
鳴き声♪「ケッ」「キッ」などと少しこもった小さな声で1回、または数回続けて鳴く

♪繁殖期には「キキキ…」「キユキユキユ…」とディスプレイの声を出す

外部サイト:鳴き声視聴さえずりナビ-オグロシギ

サイズ全長38cm
オスとメス
  • オスとメスでほぼ同じ見た目だが、オスの方が橙色味が強い
  • またオスの方が体が少し小さく見える
子育て
  • 4〜7月に、地上のくぼみに営巣する
  • 卵は通常4卵で、抱卵期間は21〜23日

オグロシギの見た目

春の渡りの時

オグロシギの春の渡りの時の特徴

秋の渡りの時

オグロシギの秋の渡りの時の特徴

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オグロシギに似た鳥

オオソリハシシギ

全長41cm

見た目はオグロシギに似ているが、くちばしが上むきに反っている

シベリアオオハシシギ

全長33cm

くちばしが真っ直ぐで黒いが、尾羽は黒くない

外部サイト:Wikipedia-シベリアオオハシシギ

オグロシギの鳥見メモ

おさんぽ鳥見編集部
見分けるのが難しいシギ•チドリ類の中で、オグロシギはまだ簡単な方。
★ポイントは
•真っ直ぐに伸びた先が黒いピンクのくちばしと
•名前の通り、黒い尾羽!
あとは橙や薄ピンクっぽい暖色系の羽色を抑えておけば
オオソリハシシギやシベリアオオハシシギが一緒にいても間違えないはずです。

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