
「オオソリハシシギってどんな鳥?」
オオソリハシシギ(大反嘴鴫)は、名前の通り大きくて、くちばしが反っているシギ科の鳥さんです
オグロシギに似た羽色をしているため、見間違えやすいですが、くちばしの反り具合を意識しておけば大丈夫です。
オオソリハシシギってどんな鳥?
オオソリハシシギってどんな鳥? | |
分類 | 動物界/脊索動物門/脊椎動物亜門/鳥綱/チドリ目/シギ科/オグロシギ属 |
英名 | Bar-tailed Godwit |
学名 | Limosa lapponica 意味泥だらけの鳥 |
別名 | ー |
生息地 | 日本全国(旅鳥) ■見られる月:3〜6月、8〜11月 |
世界分布 | 繁殖地 アラスカ 越冬地 ニュージーランド、オーストラリア |
生態 |
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オオソリハシシギの特徴 | |
特徴 |
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鳴き声 | ♪「ケッ」「キッ」「ケッペ」などと少しこもった小さな声で鳴く ♪繁殖期には「キュイイイ」とディスプレイの声の一部を出すことがある ♪繁殖地では「キュワキュワキュワ…」と早いテンポで鳴き続ける |
サイズ | 全長39cm |
オスとメス |
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子育て |
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オオソリハシシギの渡り
オオソリハシシギの渡りは、繁殖地のアラスカから越冬地のニュージーランドやオーストラリアまで。
その距離、なんと1万キロ以上!
時に1週間も、休まず飛び続けることもあるオオソリハシシギ
秋の渡りの時には、その年生まれた子どもたちも、もちろん渡りに参加します。
しかも驚くことに、子どもたちは親鳥と別れ、若鳥だけの群れで越冬地を目指すと言われています。
まだ越冬地へ行ったこともない若鳥たちが、どうやって目的地まで辿り着けるのか?
その不思議な生態は未だわかっていません。
【参考記事:1万キロをひとっ飛び!驚くべき地球の旅人オオソリハシシギ】
オオソリハシシギに似た鳥
オグロシギ
全長38cm。
くちばしが反っておらず、尾羽が黒い
シベリアオオハシシギ
全長33cm
オオソリハシシギと比べると少し小さくて、くちばしはまっすぐで太く全体が黒くて、足は長い
オオソリハシシギの鳥見メモ
おさんぽ鳥見編集部
図鑑などでは、
オグロシギは秋に多く
オオソリハシシギは春に多いとされています。今回の記事作成にあたって、シギ•チドリ類を秋に観察しましたが…
オグロシギとオオソリハシシギのどちらにも会えたので、
数の増減はあれど、まったく出会えないわけではないようです!
オグロシギは秋に多く
オオソリハシシギは春に多いとされています。今回の記事作成にあたって、シギ•チドリ類を秋に観察しましたが…
オグロシギとオオソリハシシギのどちらにも会えたので、
数の増減はあれど、まったく出会えないわけではないようです!