トビ

「トビの生態は?どんな鳥なの?」

トビ(タカ目タカ科)は、ピーヒョロロと鳴きながら水辺や山地の空を舞う、もっとも普通に見られるタカです。

特に観光地では、トビの群れが飛び交い、観光客からおにぎりや唐揚げをとると言った事例が多発しています。

トビは生きた動物をあまり襲わず、魚や死んだ動物、生ゴミなどを食べます。
またトビは、食性がカラスに似ている為、よくカラスに追いかけられています。

 

トビの生態まとめ表

空を飛ぶトビの画像

トビの特徴や基本情報
特徴日本のワシタカ類で、尾羽が凹尾なのはトビだけだが、尾羽は広げると三角形に、極度に広げると中央部が突出して円尾に近くなる
会える季節1年中
会える場所海岸、湖沼、市街地、山地
会える地域屋久島以北
名前
  • 漢字:鳶
  • 英語名:Black Kite
  • 学名:Milvus migrans
名前の由来「飛び」から来たいう説や、遠くを見る「遠見」からという説がある
サイズ/重さオス:59cm、メス:69cm。翼を広げると、157〜162cmになる/880〜1,000g
食べ物魚、死んだ動物、生ゴミなど

電柱に止まるトビの画像

トビの生態や子育てについて
鳴き声「ピーヒョロロ」「ピッククイ」などと鳴く

トビの鳴き声動画

→YouTube-おさんぽ鳥見/トビの鳴き声(タップでYouTubeが開きます)

寿命20〜30年と言われている
オスとメス同じ見た目だが、メスの方が大きい
歩き方足を交互に出して歩く(参考動画:YouTube(外部サイト))
似た鳥ノスリ(外部サイト)」「チュウヒ(外部サイト)」
性格人をあまり恐れない。またカラスに追いかけ回されても、トビの方から攻撃を仕掛ける事はあまりない
行動両翼を水平に保って帆翔し、時々ゆっくりした羽ばたきを交えて軽々と飛ぶ
子育て
  • 2〜3月頃に、木の上に木の枝で巣を作り、古巣を再利用する事も多い
  • 卵は2〜3個産み、約30日で孵化し、主にメスが温める
  • 孵化した雛は約3ヶ月半ほどで巣立つ
  • 巣立った雛は、約2ヶ月ほど家族で行動する

参考文献

フィールドガイド日本の野鳥/高野伸二 著野鳥観察ハンディ図鑑 山野の鳥/安西英明 解説/谷口高司 絵「トビの生活史に関する研究 : I.繁殖期

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