メジロ

「メジロの生態は?どんな鳥なの?」

メジロ(スズメ目メジロ科)は、スズメよりも小さく見える鳥で、体が黄緑色をしています。
花の蜜や木の実などの甘い食べ物を好み、桜やヤマモモ、柿やサザンカによくやってきます。

普段は「チィー」という少し甘い声で鳴きますが、繁殖期になると、オスは木のてっぺんに止まり大きな声で複雑なさえずりをします。

メジロの鳴き声

メジロのさえずり

メジロの地鳴き「チィー」

メジロの鳴き声「キュルキュル」

メジロの生態まとめ表

桜の木にやってきたメジロの画像

メジロの特徴や基本情報
特徴くちばしが細く花の中に入れて、蜜を吸うのに適している。メジロの舌先はブラシのようになっていて、蜜を飲むのに適応した特徴が見られる(>>>参考「メジロの舌|京都市動物園」)
会える季節1年中
会える場所林、公園、庭など
会える地域日本全国(北海道では夏鳥)
名前
  • 漢字:目白
  • 英語名:Warbling white-eye
  • 学名:Zosterops japonicus
名前の由来目の周りの白い羽から
サイズ/重さ12cm/11g
食べ物花の蜜、木の実、昆虫、果物など

木のてっぺんでさえずるメジロの画像

メジロの生態や子育てについて
鳴き声「チーチュルチーチュルチチルチチルチュルチー」とさえずり、普段は「チィー、チィー」「キュルキュル」などと鳴く。また「キリキリキリキリ」と警戒する時に鳴く
寿命飼育下では約8年、野生下では3〜5年と言われている
オスとメス同じ見た目
歩き方地上に降りる事はあまりなく、木の枝を跳ねるように移動する
似た鳥アトリ」「シジュウカラ」「スズメ

性格他の小鳥と群れを作って行動する事もあるくらい穏やかな鳥と言える。
行動花の蜜を好む為、花の開花期に合わせて、移動する。眠る時は身を寄せ合って眠り、巣立った雛も身を寄せ合う事が多い
子育て
  • 4〜7月頃に、林の中や庭の木などに枯れ草や蜘蛛の巣、ビニールひもなどでお椀型の巣を作り、5〜10個の卵を産む
  • 卵は約12日で孵化し、オスとメスで温める
  • 孵化した雛は13日ほどで巣立つ
  • 巣立った雛は、家族で行動するようになる

メジロの巣立ち雛

メジロの巣立ち雛の画像

「メジロの巣立ち雛はどんな感じなの?」

巣立ったばかりのメジロの雛には、メジロの特徴である目の周りの白い羽が生えていません。
ですが、羽色が黄緑色なので、メジロの雛だとすぐに見分ける事ができます。

メジロの雛は、巣立ち後は親鳥と共に行動するようになり、木の中に隠れながら、親鳥から食べ物をもらいます。

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参考文献

フィールドガイド日本の野鳥/高野伸二 著野鳥観察ハンディ図鑑 山野の鳥/安西英明 解説/谷口高司 絵

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