
「キジの生態は?どんな鳥なの?」
キジ(キジ目キジ科)は、日本の国鳥で、2022年の秋には日本の固有種として41年ぶりに「日本鳥類目録」に記載される予定です。
平地から山地の草原や農耕地、河川敷、林縁などに暮らし、茂みに隠れながら行動します。
繁殖期には、オスは「ケッケーッ」と鳴いてはばたきます。
また繁殖期のオスは2羽以上のメスを連れている事もありますが、秋冬にはオスメスそれぞれ別の群れを作っている事が多いです。
キジの生態まとめ表
キジの特徴や基本情報 | |
分類 | 動物界/脊索動物門/脊椎動物亜門/鳥綱/キジ目/キジ科/キジ属 |
特徴 | オスは顔に赤い肉垂れがあり、頭から体が青〜紫〜緑に見える。メスは全体的に黄褐色で、黒褐色の斑紋があり、目の周りが赤く見える個体もいる |
会える季節 | 1年中 |
会える場所 | 平地から山地の草原、農耕地、河川敷、林縁、疎林などにすみ、藪や茂みなどに隠れながら行動する。水田では草を刈った畦道を移動する様子も観察できる |
会える地域 | 本州〜種子島(北海道、津島にはコウライキジが放鳥されている) |
名前 |
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名前の由来 | 古い呼び名の「キギシ」が縮まったもので「雉」の漢字は、矢のように飛ぶ鳥という意味 |
サイズ/重さ | オス:80cm、メス:60cm/1,000〜800g |
食べ物 | 植物の種子、芽、葉、昆虫、クモなど |
キジの生態や子育てについて | |
鳴き声 | 「ケッケーッ」と鳴いてはばたき「ドドドド」と羽音をたてる。また飛び立つ時や飛翔中に「ケケッケケッ」とけたたましく鳴く事がある YouTube動画のご紹介 |
寿命 | 約10年と言われていて、最高で20年生きた個体もいたとされる |
オスとメス | オスとメスで姿が違い、大きさもオスの方が大きい。繁殖期には1羽のオスが複数のメスを連れている事も多い |
歩き方 | 足を交互に出して歩き、危険を感じると姿勢を低くし、その後首を伸ばして辺りをうかがう姿が観察される |
似た鳥 | 「ヤマドリ(外部サイト)」 |
性格 | 人間に対する警戒心が強いが、開けた場所で行動する事も多い。人に気づくと、その場でとどまるか、ゆっくりと歩き、離れるように移動する。危険を感じると激しく羽ばたいて飛びたち、ある高度に達すると滑翔して遠ざかる |
行動 | オスは、3月下旬〜6月上旬頃までよく鳴く姿が観察され、メスは複数のオスのなわばりに自由に出入りする。 |
子育て |
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