ヒクイナってどんな鳥?鳴き声、生態などを簡単に解説!

ヒクイナは、ツル目クイナ科に分類される野鳥で、体長は23cm。

ヒクイナは夏鳥

ヒクイナは春に日本に飛来する夏鳥で、北日本では数が少なく、暖地では冬も日本で過ごすものもいます。

顔からお腹までが赤色をしている特徴的な鳥で、

写真で見ると大きく見えますが、実物を見ると小さく感じる鳥です。

 

この記事では「ヒクイナってどんな鳥?」をテーマに、ヒクイナ情報を簡単に読めるようにまとめています。

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ヒクイナってどんな鳥?

ヨシ原から出てきたヒクイナの写真

「ヒクイナ」ってこんな鳥①
外見
  • 頭からお腹の上まで赤よりの茶色で、背中は暗い黄土色〜暗い緑っぽい灰色
  • くちばしは青黒く、足は赤色
会える季節春〜夏または1年中
会える場所水田、湿地、河川など
会える地域日本全国(沖縄には亜種のリュウキュウヒクイナがいる)
サイズ23cm
食べ物昆虫、軟体動物、カエル、種子など
鳴き声「キョッ、キョッ、キョッキョッキョッキョキョキョ…」
「ケレケレケレ(警戒時)」

川で首を伸ばすヒクイナの写真

「ヒクイナ」ってこんな鳥②
オスとメス同じ見た目
パートナー
  • 4月〜7月上旬までに、夫婦になる
  • 夫婦になれば、2羽が一緒に行動するようになる
  • 卵を温め始めると、それぞれが交代で卵を温めるので、1羽で見られるようになる
別名嫁起こし
名前の由来「クヒ」と「ナ」くからクイナ
昔は単に水鶏(くいな)と呼ばれていた
後で、赤い水鶏ということで緋水鶏と呼ばれるようになった
行動警戒心が強く、茂みに隠れている事が多い
活動夕暮れから朝早くに、よく鳴き鳴き声から「クイナの戸たたき」と呼ばれている
子育て
  • 夏に日本で子育てをする
  • ヨシなどを組み合わせた皿上の巣を作り、4〜9個の卵を産む
  • オスとメスで卵を温め、約20日後にヒナが孵化する
  • 孵化したヒナはすぐに自分の足で歩いて、自分で食べ物を探す
ヒクイナはツル目に分類される鳥なので、どことなくツルの面影を感じませんか?
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ヒクイナの鳴き声動画

カエルみたいな声質で「キョッ、キョッ、キョッキョッキョッキョキョ・・・」と鳴く

ヒクイナの鳴き声の特徴

初めは遅く、次第に速いテンポで鳴く。
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ヒクイナの子育て動画

ヒクイナのヒナ情報

  • ヒナの姿は真っ黒
  • ヒナの数は4〜9羽
  • 孵化したヒナはすぐに歩ける

ヒクイナは西日本に多い?

川面を覗くヒクイナの写真

2006年4月〜2009年9月に実施された全国ヒクイナ調査では、ヒクイナは西日本に多い事がわかっています。

どうゆう事だってばよ?

暖地では越冬するヒクイナもいる事から、ヒクイナは暖かい地域での生息に適した鳥と考える事ができます。

世界的な分布をみてみると、東南アジアやインド•パキスタンなど温暖な地域に生息しているので「ヒクイナは暖かい場所が好き」というのは、より説得力を持つのではないでしょうか?

川で佇むヒクイナの写真

さらに西日本には…

ヒクイナが温暖な地域を好む鳥というだけでは、西日本に多い理由にはなりません。

さらにもう一つ、西日本には「ため池が多い」という特徴があって、それがヒクイナの数が多い理由ではないかと考えられています!

参考文献:ヒクイナ調査結果報告

ヒクイナに似た鳥

オオバン

ヒクイナに似た鳥オオバンの写真

オオバンはツル目クイナ科の、ヒクイナと同じ分類の野鳥で、体長は39cmほどです。

ヒクイナに似た鳥オオバンが泳いでいる写真

警戒心の強いヒクイナと違って、開けた場所で見かける事が多く、カモのようによく泳いでいます。

バン

ヒクイナに似た鳥バンがヨシハラを歩く写真

バンもツル目クイナ科の野鳥で、サイズは32cmほどです。

ヒクイナに似た鳥バンが泳いでいる写真

オオバンやバンは、歩いている姿より泳いで食べ物を探す姿をよく見て、ヒクイナは浅い水辺で歩いている姿をよく見ます。

歩いて食べ物を探す頻度

ヒクイナ>バン>オオバン

ヒクイナは水辺の茂みで食べ物を探す事が多い印象です。

ヒクイナに会える環境

ヒクイナを見かけた小さなヨシ原

僕がヒクイナに出会った場所は、川というにはお粗末な、ただ水が流れている環境でした。

そんな浅い川の背の高いヨシが群生している茂みに、ヒクイナはいました。

草があるかどうかが重要?

ヒクイナの生息には、人工整備された自然度の低い川でも問題ない感じです。

それよりも大切なのは、周りに隠れられる茂みがあるかどうか…そんな気がします。

ヒクイナってどんな鳥?まとめ

2羽でいるヒクイナの写真

ヒクイナは警戒心が強い鳥と言われていて、なかなか姿が見れない鳥かもしれません。

ですが茂みの側で食べ物を探すので、開けた場所に出てくる事もあり、全く出会えない鳥ではないと思います。

パートナーの様子を伺うヒクイナのペアの写真

ヒクイナは西日本に多い鳥なので、西日本で鳥を見ている方は、ぜひ探してみてください。

運が良ければ、ヒクイナの夫婦や子育ても見られるかもしれません!

 

あなたに、ヒクイナとの素敵な出会いがありますように。

ご覧いただき、ありがとうございました!

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