
「エナガの生態は?どんな鳥なの?」
エナガ(スズメ目エナガ科)は、尾羽が長く7cmほどあり、体の半分を占めています。
木の上で活動する事が多く、アブラムシや虫の卵などを食べる為に、忙しく動き回る姿がよく観察できます。
群れで行動する事が多く、「チュリ」「ジュリリ」などと鳴きながら動き回ります。
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エナガの鳴き声
エナガの鳴き声「ジュリリ」 |
エナガの鳴き声「チュリ」 |
エナガの鳴き声「チチチ」 |
エナガの生態まとめ表
エナガの特徴や基本情報 | |
特徴 | 大人はまぶたが黄色で、雛は赤色をしている。動きが素早く、同じ場所に留まる時間が短い。 |
会える季節 | 1年中 |
会える場所 | 林、公園 |
会える地域 | 九州以北(北海道には亜種のシマエナガが生息している) |
名前 |
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名前の由来 | 長い尾羽を「柄の長い柄杓」に例えた事に由来する |
サイズ/重さ | 14cm/7.5g |
食べ物 | 昆虫類、クモ、木の実、種子、樹液など |
エナガの生態や子育てについて | |
鳴き声 | 「チリリ」「ジュリリ」「チチチ」などと鳴く |
寿命 | 2〜3年と言われている |
オスとメス | 同じ見た目だが、メスは狭い巣の中で卵を温めるので、尾羽が曲がっている姿で見られる時期がある |
歩き方 | ピョンピョンと跳ねるように動き、歩くような行動は見られない |
似た鳥 | 「シジュウカラ」 |
性格 | 群れをよく作り、他の小鳥とも群れを作るので、臆病と言える |
行動 | エナガは子育ての早い鳥として知られていて、2月頃から巣作りを始める |
子育て |
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エナガの巣立ち雛
「エナガの巣立ち雛ってどんな生活をするの?」
エナガの巣立ち雛は、1箇所に身を寄せ合って集まり、親鳥が食べ物を持ってくるのを待ちます。
たくさんの雛が集まる姿は「エナガ団子」と呼ばれ、時には別の家族の雛も集まった特大エナガ団子が見られる事もあります。
エナガ団子は、雛の成長と共に自由行動が増えると、見られる機会が少なくなります。
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