「ドバトの生態は?どんな鳥なの?」
ドバト(ハト目ハト科)は、ユーラシア大陸に分布するカワラバトから家禽として作られた鳥で、現在では世界中の市街地で野生化しています。
神社や寺、駅、橋の下などで活動し、建物の隙間に巣を作ります。
ドバトの羽色は灰色のものが普通だが、個体によって様々な色や模様が見られます。
ドバトは1年中求愛行動が見られ、オスは首を上下し、尾を広げてメスに求愛します。
ドバトの生態まとめ表
ドバトの特徴や基本情報 | |
特徴 | 群れを作る性質が強い。家の屋根など建造物の高いところによくいる |
会える季節 | 1年中 |
会える場所 | 市街地、公園、駅前 |
会える地域 | 日本全国 |
名前 |
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名前の由来 | お堂に多かったので「堂鳩」に由来 |
サイズ/重さ | 33cm/314g |
食べ物 | 種子、穀物、果実、昆虫など |
ドバトの生態や子育てについて | |
鳴き声 | 「クックー」「ゴロッポ」「ウーウー」などと鳴く YouTube動画のご紹介 |
寿命 | 5〜20年と言われている |
オスとメス | 性別に関係なく、個体ごとに羽色に変化がある YouTube動画のご紹介 |
歩き方 | 足を交互に出して歩く。歩く時は首を固定するので、首を振って歩いているように見える |
似た鳥 | 「キジバト」 |
性格 | 都会のドバトは人馴れが激しく、人を見ると寄ってくる個体もいるが、田舎のドバトは他の鳥に比べて警戒心が緩い程度 |
行動 | ドバトは体内で作られた「ピジョンミルク」を雛の食べ物として与えるので、親の栄養状態が良ければ、冬でも繁殖できる |
子育て |
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ドバトの巣立ち雛
「ドバトの巣立ち雛は、どんな生活をするの?」
巣立ちを迎えたドバトの雛は、親鳥と共に行動するようになります。
ある程度、雛が成長すると、遠目からでは大人と見分けがつかなくなりますが、首元の緑?紫の羽色が見られない点で識別できます。
またドバトの雛は、巣立ちから6ヶ月ほどで、繁殖できるようになります。